「せっかくコストをかけて作ったのに、すぐに捨てられてしまう…」 「展示会で大量に配ったけど、本当に効果があったのか分からない…」
販促ノベルティの担当者様から、このようなお悩みをよくお聞きします。販促ノベルティは、ただ配れば良いというものではありません。的を外したアイテムは、効果がないばかりか、企業のブランドイメージを損なうリスクさえあります。
この記事では、年間1500件以上の製作実績を持つ私たちグッズメイドが、数々の成功事例から導き出した「失敗しないノベルティ選びのフレームワーク」を、3つのステップで徹底解説します。 この記事を最後まで読めば、あなたは自信を持って、次の販促キャンペーンを成功に導く、効果的なノベルティを企画できるようになるでしょう。
なぜ、多くの販促ノベルティは捨てられてしまうのか?
多くの失敗に共通する原因は、グッズ製作の**「目的」と「ターゲット」**が曖昧なまま、いきなり「アイテム選び」から始めてしまうことです。「とりあえず流行っているから」「安く大量に作れるから」という理由だけで選ばれたノベルティは、受け取る人の心に響かず、残念ながらその役目を終えてしまいます。
効果的なノベルティとは、企業の伝えたいメッセージと、お客様が「欲しい」と感じる価値が、完璧に合致したものです。その合致点を導き出すのが、これからご紹介する3つのステップです。
プロが実践する、ノベルティ選びの3ステップ
【ステップ1】「何のために」配るのか?目的を明確にする
まず最初に、「今回のノベルティで、会社としてどんな成果を得たいのか?」という目的を明確にしましょう。目的によって、選ぶべきアイテムの方向性が決まります。

目的A:とにかくブランド名を覚えてほしい(認知度向上)
Tシャツ、トートバッグなど、日常生活で人目に触れる機会が多いアイテムが有効です。

目的B:見込み客の情報を獲得したい(リードジェネレーション)
モバイルバッテリー、高級ボールペンなど、少しコストをかけてでも「アンケートと引き換えに欲しい」と思わせる価値のあるアイテムが効果的です。

目的C:既存顧客との関係を深めたい(エンゲージメント向上)
マグカップ、ブランケットなど、オフィスや自宅で長く使ってもらえる、愛着の湧くアイテムが喜ばれます。
【ステップ2】「誰に」渡すのか?ターゲットを深く理解する
次に、「そのノベルティを、どんな人が受け取るのか?」を具体的に想像します。ターゲットの属性や状況によって、「もらって嬉しいグッズ」は全く異なります。

ターゲットA:IT系の展示会に来場するビジネスマン
PC周りで使えるマウスパッドや、移動中に便利なスマホリングなどが実用的で喜ばれます。

ターゲットB:ファミリー層向けのイベントに来た親子
子供が喜ぶ缶バッジや、主婦(主夫)が嬉しいエコバッグなどが効果的です。

ターゲットC:採用活動で会う学生
就職活動で使えるクリアファイルやオリジナルノートなどが、気の利いたアイテムとして記憶に残ります。
【ステップ3】目的に合った「最適なアイテム」を選ぶ
目的とターゲットが明確になって、初めて具体的なアイテム選びに進みます。以下の3つの軸で評価し、最適なグッズを決定しましょう。
評価軸 | チェックポイント |
実用性 | ターゲットは、日常生活や仕事で「本当に使う」か? |
話題性 | 「これ面白いね!」と、SNSでシェアしたり、職場で話題になったりする要素はあるか? |
ブランドとの関連性 | グッズが、自社のブランドイメージやメッセージを体現しているか? |
ステップで考える、実際の成功事例
私たちが手掛けた3つの成功事例も、この3ステップのフレームワークに基づいています。
事例1:SNBコーポレーション様(リフォーム会社)
- 目的: 現場でのチームの一体感と、お客様からの信頼性向上
- ターゲット: 現場で働く職人、お客様
- 最適アイテム: 企業のロゴが刺繍された、高級感と耐久性のある黒のポロシャツ

事例2:skylan株式会社様(転職支援サービス)
- 目的: 高単価商品の購入率(CVR)向上
- ターゲット: 購入前に品質を確認したいと考える、ペットの飼い主
- 最適アイテム: 品質が最も伝わるアクリルスタンドとコインケースの見本品(サンプル)

事例3:petgoods coco様(ペットグッズ製作)
- 目的: 「リラックスして働ける」という企業カルチャーのアピール、採用のミスマッチ削減
- ターゲット: 面談に来る求職者、社員
- 最適アイテム: ユニークで話題性のあるオリジナルの社内用サンダル

まとめ:失敗しないノベルティ選びは、準備が9割
効果的な販促ノベルティを選ぶための秘訣は、いきなり商品を探し始めるのではなく、
- 目的(WHY)を明確にし、
- ターゲット(WHO)を深く理解し、
- その上で最適なアイテム(WHAT)を選ぶ
という、事前の戦略設計にあります。この3ステップで考えれば、あなたの会社の次のノベルティグッズは、もう捨てられることはありません。お客様に喜ばれ、ビジネスを成長させる、最高の販促ツールとなるはずです。
「私たちの目的に合ったグッズは、具体的にどれだろう?」 「このターゲットには、どんなデザインが響くだろう?」
もし具体的なアイテム選びに迷われたら、ぜひ私たちにご相談ください。 貴社の目的とターゲットに最適なグッズを、年間1500件の実績を持つプロの視点からご提案します。